鬱病は乗り越えられる!
長く鬱病に苦しんで今も鬱病の治療をしている私ですが、一度は断薬に成功したことがあります。
鬱病は薬を飲み続けていても治りません。
問題に対して自分なりの答えを出し、考え方を改めたり環境を変えたりしないといけません。
そのことについてお伝えしたいと思います。
【前向きになれたきっかけ】
私が変わることができたのは旦那との出会いが大きかったです。
鬱病、ADHD、弟の病気等色々抱えていた私を旦那は受け入れてくれました。
さらに弟のことを話した時、『家族に障がいや病気がある人がいたら、自分の子どもにも会わせて受け入れられるようにしたい』と言ってくれました。
また旦那は愛をたくさん伝えてくれました。
愛されていると実感できたことで自分を肯定することができ、必要以上に自分を嫌ったり責めたりすることが減っていきました。
【新しい命】
私をさらに変えたのは息子でした。
新しい命が宿ることで不安になる人もいると思いますが、私は『この子を絶対に守る!』という強い気持ちが生まれました。
前向きになれて鬱病の症状がどんどん良くなっていきました。
医師に相談して少しずつ薬を減らしていき、出産するまでに断薬することができました!
そして、出産の時新しい命が誕生することにとても感動しました。
自分が自殺を考えたことがあるのがとても愚かなことだったと思いました。
【初めての育児】
初めての育児は思っていた以上に大変でした。
全然泣き止んでくれなかったり、全然眠れなかったりで疲れ果てて心が折れることもありました。
産後鬱になりかけていると医師から指摘を受けたこともありました。
しかし、旦那が寄り添い話を聞いてくれ、何とか乗り切ることができました!
【乗り越えられた理由】
ずっと弟が私の支えであり、守るべき存在でした。
そんな弟が植物状態になってパニックになってしまいました。
しかし、旦那が受け入れて愛して支えてくれたことでたくさんの人に愛され支えられていたことに気付けました。
私は私の人生をちゃんと歩んでいかなければならないと思いました。
また、息子という守る存在ができたことでもう私だけの体、人生ではない、この子のために生き続けなければならないと思うようになりました。
息子が誕生した時に命の尊さを実感して、弟が生きているだけでも素晴らしいことだと思えたことも大きかったと思います。
恋愛、結婚、出産で苦しい思いをする人もいると思いますが、私にとっては良い方向へ変わるきっかけになりました。
(鬱病の話はあと1記事書きます)