鬱病がこんなに辛いなんて知らなかった!
私は鬱病が自分に関係ないなんて思っていませんでした。
私は鬱病になりやすいタイプであるという自覚もありました。
しかし、鬱病がこんなに辛いものだとは知りませんでした。
【鬱病の始まり】
最初鬱病になったきっかけは弟の病気でした。(弟の病気については『生きているだけでいい!-てんかん-』をお読み下さい)
当時は弟が私の心の支えでした。
心の支えを失ってどう生きていけばいいのかわからなくなってしまったのです。
体が重くなり、やる気が起こらなくなり、アルバイトに行くのが憂鬱で仕方ありませんでした。
元々精神的なことで頭痛や胃痛が起きるタイプだったのもあり、この症状が精神的なものであることはわかりました。
精神系の病院には行ったことがなかったので探しました。
行くことに躊躇はありませんでした。
何とか助けてほしいという思いでした。
病院に行くと鬱病と診断され、薬をもらいました。
【日常生活が送れない】
薬を飲むものの弟の病気が良くならないこともあり、あまり症状は良くなりませんでした。
アルバイトも集中できずミスをするようになり、耐えきれず辞めました。
すると、今まで無理矢理行っていたことも行えなくなりました。
お風呂に入ることもまともにできませんでした。
日常生活が送れない自分が嫌になりました。
気分転換しようにも今まで好きだったことを楽しいと思わなくなっていました。
どうしたらいいのかわからず、家に引きこもりただボーッと過ごしている時がしばらくありました。
【一旦落ち着き始めるが…】
薬の効果が現れ、何とか就活で決まっていた仕事を無事にスタートすることができました。
しばらくは症状が落ち着いており、仕事も頑張っていました。
しかし、仕事が上手くいかなくなり、鬱病の症状が酷くなり、休職しました。
休職後も症状は良くならず、他にも体調的に負担があったため、結局退職しました。
しばらく無職の期間があり、また家に引きこもりました。
【自殺願望】
ずっと思うような生活が送れないと自分のことがどんどん嫌になり、たくさん自分を責めました。
すると、もう生きているのが辛い、死んでしまいたいという気持ちが芽生えてきました。
ひたすら自殺の方法を調べ続ける時期がありました。
ギリギリ自殺の実行には至らなかったものの本当に苦しかったです。
常に心の中で助けを求めていました。
【ゆっくり再スタート】
新しい仕事はパートを選び、最初は1日4時間で働き始めました。
働く時間が短いのは気が楽でした。
短い時間でも働くと達成感がありました。
少しずつ働く時間を増やしていき、最終的にはフルタイムで働けるようになりました!
(鬱病の話はあと2記事書きます)