性犯罪の被害者とそのご家族へ
私は小学生の時、変質者に襲われかけました。何とか逃げ警察に行きましたが、犯人は捕まりませんでした。そんな経験を持つ私から性犯罪の被害者とそのご家族への想いを書きます。
まず性犯罪の被害者へ
怖かったですね。つらかったですよね。
ご家族にも話しづらかったですよね。
忘れることはできないと思います。
でも、あなたは汚れたりはしていないですよ!
あなたは将来結婚することも子どもを産むこともできます!
今は異性が怖いと思います…
でも、受け入れられる人がきっと現れます!
今はご家族に甘えてください。
身近な人の愛を感じてください。
あなたを心から心配し、愛し、支えてくれる人がいます。
あなたはこのことで嫌われたりしません!
あなたの価値は下がっていません!
あなたの幸せを心から願っています。
そして、性犯罪の被害者のご家族へ
ご家族が性犯罪の被害者だと知り、悲しみもあり怒りもあったでしょう。
しかし、残念なことに今の法律は性犯罪に対して甘いです…
被害者をとても傷付ける行為なのに大した罪にはならず、示談で終わるケースも多いです…
犯人が見つからないこともあります…
悔しいでしょう。私もここに関しては憤りを感じますが、法律を変えることは容易ではありません…
だったら、ご家族のケアに時間を使ってください!示談は負けではありません!
ご家族のケアをすると言っても、当時のことを話し続けるのはお互いにとって苦しいことでしょう。
ご家族へ今まで以上に愛情を注いであげてください。
抱きしめてあげてください。
あなたを愛していること、あなたの味方であること、あなたを全力で守っていくことを具体的に言葉にして伝えてあげてください!
心が癒えるまでには時間がかかるでしょう。
また、心が落ち着いても忘れることはないでしょう。
だから、ずっとずっと伝え続けてあげてください!
ご家族に大切なパートナーが現れるその日まで支えてあげてください!
私のいじめの過去といじめに対する想い
いじめ関係の他の記事を読む前にまずこれを読んでほしいです。
【私のいじめの過去】
私は小学生の頃いじめられていました。靴を隠されたり、持ち物に悪口を書かれたりしていました。
つらかったけど、いじめてくる人に負けたくなくて、つらい様子は見せませんでした。
親にも心配掛けたくなくて、なかなか言い出せませんでした。
そんな私は中学生の時、同級生に『あの子を手紙でからかってやろう』と言われ、断ったらまたいじめられるんじゃないかと怖くて、断れずに手紙にその子の悪口を書き同級生と一緒に渡しました。
その後、先生に呼び出され心から謝罪しました。反省と後悔の気持ちでいっぱいでした。今でも後悔しています。忘れたことはありません。その子のこともはっきりと覚えています。
【いじめに対する想い】
いじめを完全になくすのは難しいかもしれない。でも、いじめで自殺する人はなくしたい、いじめられている人を少しでも救いたい、そんな想いから『いじめ被害者とそのご家族へ』の記事を書きました。
また、残念ながらいじめをしても謝罪も反省もしない人がいます。そういう人はなくしたいと思っています。
一方でいじめ加害者を擁護する訳ではありませんが、人間は間違いを犯すことがあります。どんな理由があれ、よくないことであるのは十分わかっています。でも、間違いを犯したからそこで終わり、全員死刑という訳にはいきません。では、今後どう生きていけばいいのか、それを示したいと思っています。そんな想いから『いじめ加害者とそのご家族へ』の記事を書きました。
いじめの問題に向き合うには被害者と加害者だけでは不十分だと思ったので、『いじめ傍観者とそのご家族へ』の記事も書きました。
私の文章も拙く、不快にさせることもあるかもしれません。しかし、決していじめ被害者を傷付けるつもりはありません。むしろ助けたいです。いじめをなくしたいとも思っています。それだけはわかってほしいです。
いじめ傍観者とそのご家族へ
いじめ被害者にも加害者にもなった私からいじめ傍観者とそのご家族への想いを書きます。(私のいじめ経験については『私のいじめの過去といじめに対する想い』の記事をお読みください。)
まずいじめ傍観者へ
いじめが起きているのが嫌だと思っても直接いじめられている人を助けるのはとても勇気がいることでしょう。
助けたことによって今度はあなたがいじめられてしまうかもしれません。
だから、助けなさいとは言いません。
ただ誰も見ていないところでいい、学校の外でいいから、いじめられている人に話しかけてあげてください。
『怖くて助けてあげられなくて、ごめんね。でも、いじめは良くないと思っている。よかったら、お話ししない?』
それだけでも少しは救われるのです。
ご家族との関係が良好ならご家族に相談して手助けしてもらうのもいいでしょう。
ヒーローになる必要はありません。ただいじめられている人が徹底的に追い込まれて最悪な結果にならないよう少しだけ手を差し伸べてあげてください。
そして、いじめ傍観者のご家族へ
ご家族から身近でいじめが起きていると聞いて、助けるように言う人もいれば、関わらないでおくように言う人もいるでしょう。
どちらもご家族を想ってのことでしょうからそれはどちらでも構いません。
ただ助けるように言った場合は、今度はご家族がいじめの標的になる可能性があります。そのことを肝に銘じフォローできるようにしておいてください。
自分達には関係ないと放っておくのだけはやめてください。いつご家族がいじめに巻き込まれるかわかりません。決して他人事ではありません。
いじめられている人の保護者の連絡先がわかるのであれば保護者にわからなければ学校に連絡してください。
連絡が二重になったっていいんです。余計なお世話なんかじゃありません。手遅れになってからでは遅いんです。どうか迅速な行動をお願い致します。
いじめ加害者とそのご家族へ
私は中学生の時、同級生に誘われてまたいじめ被害者になりたくないという気持ちからいじめ加害者になってしまいました。(もちろん謝罪はしています。詳しくは『私のいじめの過去といじめに対する想い』の記事をお読みください。)
その経験を元にいじめ加害者とご家族へ私の想いを伝えたいと思います。
まずいじめ加害者へ
あなたはどうしていじめてしまいましたか?
私のように誘われてしまいましたか?
いじめをしたことを後悔していますか?
後悔しているのなら、いじめてしまった相手に真剣に謝りましょう。
ただし、それで許されるとは限りません。
一生背負っていかなくてはいけません。
もし後悔していなかったり、何がいけなかったのかわからないという人は大人の人ととことん話し合ってください。
決してこのままにしてはいけません。
あなたは人を傷つけてしまったのです。
どんな理由があれ、いけないことをしたのです。
それをきちんと理解して、変わらなければいけません。
たとえ未成年で刑事罰としての罪は軽くてもいじめた相手、ご家族から一生恨まれます。
その罪は決して軽くありません。
それを心に刻み、忘れずあなたが素敵な大人へと成長することを願っています。
そして、いじめ加害者のご家族へ
自分のご家族がいじめ加害者だと知り、驚いたことでしょう。
信じたくなくて、逃げ出したい気持ちになったかもしれません。
でも、絶対に逃げないでください!
ご家族ととことん向き合ってください。
なぜそんなことをしてしまったのか話を聞いてください。
友達に誘われたのかもしれない、悪いことだとわかっていないかもしれない。
どんな理由があれ、いけないことですが、一方的に責めないでください。
どうしていけないのかどうしていけばいいのか教えてあげてください。
いじめの被害者とご家族には一緒に謝りに行ってあげてください。
それで許されないかもしれません。
一緒に背負っていってあげてください。
そして、ご家族が良い方へ変わるように支えてあげてください。
私はあなた達を応援しています。